テクニカルトレードに、ファンダはいらねーぜ!
でも、3大指標は注意するようにって、
見える化親分がいってたよ
じゃ、米国雇用統計をちょいと学んでみるか
(出展:「世界インフレ時代の経済指標」と岡崎さんのYouTube)
学んだことはアウトプットしてよね
見ておきたい雇用統計
雇用統計は景気後退を予測する指標なんだってさ
米国の雇用統計は、株価や為替レートに大きな影響を与えます。特に注目しておきたいのが、「失業率」、「雇用者数」だと言われていますが、他にも「労働時間(製造業)」、「平均時給」なども注目されます。
雇用統計は、FREDや米労働省統計局のサイトから確認できます。
失業率
失業率=景気循環を観察する指標なんだってさ
- 最低水準から大きく上昇すれば景気後退の可能性大
- 景気後退期には失業率は最低でも2.2%上昇する(中央値3.2%)
失業率をグラフにしてみたわ
シャドー部分は景気後退期よ
失業者とは・・・
1ヶ月間、仕事のない人が自分で仕事を探す努力をしても、仕事が見つからない人のこと。
米労務省がアンケート調査で、「この1ヶ月間のうち、あなたは仕事を探す努力をしましたか?」と質問した結果を基に算出しています。コロナ禍以降のインフレ時に、金融引き締めをしてもなかなか失業率が上がらないな~ってことありましたが、政府がお金をばら撒いてくれたおかげで働く必要がなかく、職探ししてなかったっていう話がありました。
非農業部門雇用者数
景気後退期入りのタイミングを計る指標なんだってさ
- 前月比マイナスなら景気後退の可能性が高まる
- 前年同月比マイナスなら景気後退の可能性大
- 前月比で見る
-
前月比プラスならリスクオン、マイナスならリスクオフ。プラス幅が小さくても、その場合は金利が下がるから、その恩恵を受けるものを買えばいい。
前月比マイナスだと、成長が止まるということ。
みっちゃん雇用者数の前月比をグラフにしてみたわ
プラスだし、大丈夫そうね - 前年同月比で見る
-
前年同月比で雇用者が減ってたら景気後退になる。
みっちゃん雇用者数の前年同月比とGDPをグラフにしてみたわ
GDPと相関ありそうね むさし先輩米国は、景気が悪くなると、直ぐクビにするからな
みっちゃんGDPはQ毎に発表の遅行指数よね
雇用者数を見ればGDPを予想できそうよ
雇用者数を1年前・6カ月前・3カ月前と比較してみたわ
あれ、直近は改善傾向じゃね?
米国、つえーな
労働時間(製造業)
製造業は比較的、景気に敏感なところがあるので、景気が好転するサインになります。具体的には40時間が目安になるそうです。
平均時給
平均時給は、業界ごと、例えば「情報技術業界」、「サービス業」や「製造業」に分かれていて、それぞれの業界を見ながら傾向を探していきます。ちょっと大変なので、専門家に任せちゃいましょうww
例えば、平均時給が下がって労働時間が長くなってたら、IT業界(高給)の人が減ってサービス業(薄給・長時間労働)の影響が強く出たとかでしょうか。
FREDの検索で「Average Hourly Earnings」と入れてみな
民間企業の全従業員の平均時給を
1年前・6カ月前・3カ月前と比較するグラフを作ったわ
(もう、趣味ね)
賃金上昇率
賃金上昇率=インフレ率を観察する指標なんだってさ
- 物価上昇率と連動して動くのが基本で、賃金は物価よりも高い上昇率にならないとダメ
- インフレを測る指標は、あくまでCPIとPCE
- 金融政策は賃金上昇率ではなく、モノ・サービスの需給で考える
グラフはないのかい?
えっと・・・ゴメン
最近は流れが変わってるらしいの
詳しくはこのYouTubeを見て
マーケットにどう影響?
雇用統計の数字がマーケットに与える影響は、「事前予想」の数字と実際の数字との乖離がどのくらいなのかによって変わってきます。だって、我らがダウ理論に書いてありますもんね。
「チャートはすべての事象を織り込む」だな
為替は、雇用統計の結果に、素直に反応すると言われています。単純に数字が良ければ買い、悪ければ売りですね。
まとめ
雇用統計・・・
こんふゅーじょんだぜ
そうね・・・
でも、プロが注目する理由が何となくわかったわ
おれたち見える化Lab生は、
動いた方についていくだけさ
それを言ったら、この記事の意味が・・・
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